よくあるご質問

  1. Q1.「はり」は痛くないですか?
  2. Q2.「きゅう」は熱くないですか?
  3. Q3.「はり・きゅう」は何故効くのですか?
  4. Q4.鍼で肝炎やエイズに感染しませんか?
  1. Q5.針を刺して危険なことはないですか?
  2. Q6.鍼灸はどんな病気に効果がありますか?
  3. Q7.何回ぐらい治療すれば治りますか?
  4. Q8.鍼灸は保険が効きますか?

Q.鍼灸は保険が効きますか?
A.基本的に効きませんが例外があります。
基本的には、保険は効きません。 ただ、一部の疾患(神経痛・リウマチ・頸腕症候群・五十肩・腰痛症・頸椎捻挫後遺症)については、医者の同意書があれば、後日1回について1500円程度の払い戻しがあります。

以前は治療期間及び治療日数に制限がありましたが、2002年の6月より無制限になりました。(厚生労働省通達による)しかし、実際には長くても6ヶ月の制限がある場合が多く、改めて医師の同意書が必要になります。詳しくは、「鍼灸保険情報センター」のサイトを参考にして下さい。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/harijoho

接骨院で、鍼灸も取り扱っている治療院等に「保険診療」と大きく表示されていますので、病院と同様に保険が効くと思ってしまう人も多いのですが、実際には鍼灸の保険診療は、かなり制限されます。

まず「医者にかかっているのに治療効果があがらない」という前提が必要ですが、医者によってはプライドが許さないのか、同意書を書かない場合も多いです。患者さんには、医療の方法を選ぶ権利があるはずですが、法的な拘束は無いので、書いてくれそうな医者に変えるしかないのが現状です。鍼灸について、何も知らない医者にかぎって、その傾向は強いようです。大きな病院の場合には比較的スムーズに書いてくれる様です。22:30 平成 24/5/30

また、鍼治療を選択し、治療を受けている期間は、同一疾患で医者の治療は受けられません。しかし、多少でも治療費が戻りますので、病院にかかっているのに思う様に回復しない時には「鍼をしてみたいが…」と主治医に頼んでみると良いでしょう。

許可されている疾患の他にも、西洋医学よりも簡単に良くなるものが沢山ありますが、保険はききません。

交通事故の時には、保険会社に「はり治療を望む」と言って下さい。全額、保険がききます。ムチウチは、しっかり治しておかないと、何年も経ってからシビレや頭痛に悩まされる事がありますから、検査で何も異常がないと言われても、辛い症状がある場合は申し出るべきでしょう。

保険会社によっては、「自賠責保険では鍼灸治療は出来ない」とか「医者の同意書がないと駄目だ」とか支払いを渋るところがありますが、そんな事はありません。

自賠責保険の場合には、全部で120万円まで出してもらえます。営業所の担当者によって言う事が違いますから、その保険会社の本社に直接聞いてみるとよいでしょう。治療費に関しては、整形などより鍼灸の方がずっと安いので、よく知っている保険会社はスムーズに処理してくれます。

もし保険会社が鍼灸治療を認めないという場合には、下記の所に相談して下さい。

(社)日本損害保険協会が全国54ケ所に設置している「自動車保険請求相談センター」
都道府県または主要都市市役所 に設置されている「交通事故相談所」
財団法人日弁連交通事故相談センター
財団法人交通事故紛争処理センター