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緊張型頭痛

━「鍼灸」での治療 緊張型頭痛━

長時間のデスクワークで、頸部や肩背の筋肉が硬くなると、脳に行く血流が悪くなります。結果、老廃物が溜まり、神経を刺激する為に、頭痛が起きるとされています。

現代のデスクワークはコンピュータのディスプレイなど表示機器(VDT)の使用が必須です。昔とは目の疲労度に大きな違いがあります。

目の疲労は後頭部に硬いしこりを作り、硬いしこりは目を疲れさせます。この悪循環が頸椎の凝りをますます大きくして、少しくらい休んでも、楽にはなりません。

頭をベルトで締めつけられるような痛みが起こり、朝から晩まで、毎日続きます。目が覚めてから数時間後に始まり、一日中続くことが多いですが、夜、眠っている時に、目が覚めてしま程の痛みが出ることは、あまりありません。

軽い眩暈がともなう場合もありますが、偏頭痛とは違って、吐き気や嘔吐は無く、運動・光・音・匂いによって、痛みが悪化することもありません。

軽いストレッチと温湿布、ぬるめのお風呂でリラックスが有効です。マッサージや指圧も悪くはないですが、軽く、物足りないくらいにして下さい。強く押すと気持ちが良いのですが、ますます筋肉が固くなります。

頭痛が続き、仕事にも支障が出る様であれば、「鍼灸治療」を薦めます。「鍼灸」では、頸部と肩背の緊張をゆるめ、後頭部にある硬いしこりを解す治療をします。また、頭にある頭痛の経穴(つぼ)に直接、お灸をします。合わせて、目、自律神経系、胃腸機能を整えます。


━青い光━



現在、パソコンや薄型テレビ、スマホには、液晶モニターが採用されていて、そのバックライトには、従来のブラウン管に比べて青色光の比率が高いLED(発光ダイオード)が使用されています。青色光を浴びすぎると、目の疲れや目の痛み、肩こりなどの症状が出ると言われています。まだ、因果関係が証明された訳ではありませんが、最近増加傾向の加齢黄斑変性にも関連しているという指摘があります。

VDT機器を使用する時は、時々、姿勢を正しくし、目を休めて下さい。


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