お母さんの救急箱

熱が出た時ひきつけた時 下痢をした時風邪を引いたらあせもができた時
咳が出る腹痛の時吐く時 鼻が出る病気の時の風呂の入り方
乳幼児,幼児,小児,鼻水
乳幼児,幼児,小児,咳

薄い鼻水が沢山出る時は、風邪にしろアレルギーにしろ、身体の芯が冷えているという事です。まず、ドライヤーや温湿布で首の後ろから肩甲骨の内側にかけて温めます。ほんのりピンク色になればOKです。

風呂は上手に入らないと、何時までも鼻水が止まりません。「熱が出た時」に風呂の入り方がありますから、参考にして下さい。

また、ジュースや果物など、身体を冷やすものは控えめに。どうしても欲しい時は午前中か昼頃に摂って、後はなるべく身体を動かしておきます。身体の芯を温めるには、身体を温める食材を摂り、身体をよく動かす事が有効です。


■■■身体を温める食材■■■

土の中で育つ物・寒い時期や寒い地方に採れる物は、ほとんど身体を温めます。自然は、寒い土地には身体を温める食材を、熱い地方には冷やす食材を産出します。基本的には、その地方の旬のものを食べる事が、最も良い健康食です。

黄色の濃い鼻汁が出る時は、鼻風邪の治りかけか副鼻腔炎です。濃い黄色の鼻汁と共に、熱や頭痛がある時は、急性の副鼻腔炎です。この場合は抗生物質が良く効きます。慢性にならない様に、日常の生活にも気を付けてしっかり治しましょう。


* 風邪の後、鼻の症状を慢性化させない為にはどうしたらよいでしょうか?

鼻の通りをよくして、鼻粘膜を新鮮な空気にさらすことが重要です。まず腹八分目にして甘い物を控え、胃腸の状態を良くします。食べ過ぎると、鼻は完全につまってしまう事を経験していると思います。

また、よく動いている時には鼻はつまりませんから、「つまってきたな」と思ったら、その都度、その場でスクワットや縄跳びなど、ジャンプ系の運動をして下さい。10回もすれば、す〜っと通ります。鼻の通りが良くなったら、鼻を上手にかんで、鼻汁を排出させます。遊びの中に取り入れて根気よく繰り返す事で、意外に早くすっきりしますよ。がんばって!!


* 鼻の病気は体質が絡んでいますから、簡単には治りません。

鼻汁を止めたり鼻詰まりを解消する為にスプレー剤を年中使っている子がいますが、あくまでも対症療法です。かえって鼻詰まりがひどくなったり、臭いが分からなくなったりします。子供の鼻の疾患は10歳くらいになると自然に治ることが多いので、あまりいじくりまわさない事です。鼻の症状にとらわれず、身体全体を丈夫にしていけば鼻は必ず治っています。