小児はりの適応症

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気管支喘息

小児への鍼治療の様子その1
気管支喘息(ぜんそく)は、気管支が収縮して、呼吸困難になります。発作は夜中や朝方に多く、秋口や梅雨など、季節の変わり目や気圧が変化しやすい時期に起こります。アレルギー体質が原因といわれていますが、精神的ストレスも無視できません。

アレルギ−を起こす抗原が気管支に入ると、気管支筋が収縮したり、粘膜が浮腫して気管が狭くなり、呼吸困難になります。発作は、少し呼吸がしにくい程度のものから、命にかかわるほど重いものまであります。重篤の場合は、取りあえず発作を鎮めることが先決ですから、強力な薬を使用せざるを得ませんが、副作用もありますから、安易に薬に頼るべきではありません。

治療は、発作を鎮める治療と、体質をコントロ−ルして発作を起こさなくする治療の二つが有ります。『鍼灸』は、どちらにも非常に 有効です。

当院では、”お灸”をはじめ、自宅で出来る様々な方法をお教えしています。日常生活の中でも、体質改善の方法が沢山あります。


お家ではこんなことに気を付けましょう。


小児への鍼治療の様子その2
昔から言われている様に、水泳や乾布摩擦などで、皮膚を鍛える事は有効です。

精神的なことも影響しますので、家族の人は”発作”を必要以上に心配しないことです。家族が不安になると、敏感に反応します。少しくらい咳き込んでも、食欲もあり、遊べているなら、全然心配いりません。

又、夜中に苦しそうな息遣いをしていても、取り敢えず眠っている様ならば、気にしない事です。咳が出るたびに、医者にかかって、何ヶ月も薬を飲む方が、深刻な喘息(ぜんそく)に移行してしまうという報告があります。お母さんは、どーんと構えていてください。

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